ほぼ引きこもり+対人恐怖症だったが対人恐怖症がある程度治った。
気づいたら治っていたので、具体的に何が役に立ったのかわからないが、治るまでの行動を書いた。
自分の症状
- 自己視線恐怖。道で人とすれ違う時、電車に乗っている時など。
- 外出時に人の視線が気になりすぎる。
- 髪を切ってもらうときに、相手を気まずくさせているのではないか、と考えて苦痛。
森田療法
「あるがまま」の考え方が役に立った。
「あるがまま」は誤解されやすい考え方であるようなので、森田療法の本を読んで確かめた方が良いと思う。
本を読む前から森田療法についてはなんとなく知っていたが、「あるがまま」については正しく理解していなかった。
『森田療法』(岩井 寛):講談社現代新書|講談社BOOK倶楽部
ACT
多分、ACTは対人恐怖症の治療法というわけではないが、一番役に立ったかもしれない。「脱フュージョン」と「拡張」のテクニックを使っていた。
筑摩書房 自信がなくても行動すれば自信はあとからついてくる ─マインドフルネスと心理療法ACTで人生が変わる / ラス・ハリス 著, 岩下 慶一 著
運動
Fit Boxing 2 、筋トレ、HIITなど。
運動は不安の軽減につながる。
運動がメンタルヘルスに与える影響 | 医療法人社団 平成医会
生活習慣の改善
毎日10時就寝→7時起床くらいの睡眠サイクルになった。対人恐怖症とセロトニンは関係があるらしく、日光を浴びてセロトニンが生成されたことが良かったのかもしれない。
sophia-landrail.hatenablog.com
瞑想
『始めよう。瞑想』と、『マインドフル・セルフ・コンパッション ワークブック』の瞑想。
コミュニケーションの本
コミュニケーションの本をいろいろ読んでいた。
sophia-landrail.hatenablog.com
海外ドラマ
自分のコミュニケーション能力にコンプレックスを持っていた(実際に自分のコミュニケーション能力が低かったかはわからないが、そう思っていた)
海外ドラマを字幕と吹き替えで見ていた。
漫画やアニメより、実写のドラマや映画の方が、現実のコミュニケーションや対人関係に近い。一時期はアニメばかり見ていて、実写のドラマ、映画、テレビから遠ざかっていたので、コミュニケーションや対人関係のお手本が存在しなかったのかもしれない。
外出
ほぼ引きこもりだったが月に2,3回?くらいで外出していた。
親との会話
親との会話がスムーズにいくようになったのでコミュニケーションへの不安がある程度減ったかもしれない。
人格の変化
自己愛性パーソナリティ障害から変わったことが良い影響を与えた可能性がある。
sophia-landrail.hatenablog.com
読んだ本
役に立ったと思われる順。
筑摩書房 自信がなくても行動すれば自信はあとからついてくる ─マインドフルネスと心理療法ACTで人生が変わる / ラス・ハリス 著, 岩下 慶一 著
ACT(アクセプタンス・コミットメント・セラピー)の本。
『対人関係療法でなおす 社交不安障害』水島広子
対人恐怖症と社交不安障害の違いは良くわからないが、この本も役に立った。
『森田療法』(岩井 寛):講談社現代新書|講談社BOOK倶楽部
森田療法の本はこれしか読んでいない。
「他人の目」が気になる人へ 水島広子 | 知恵の森文庫・未来ライブラリー | 光文社
『嫌われる勇気』岸見 一郎/古賀 史健
ベストセラーになっているアドラー心理学の本。対人恐怖症の本ではないが、この本にも影響を受けた。
『対人恐怖』(内沼 幸雄):講談社現代新書|講談社BOOK倶楽部
『不安症を治す 対人不安・パフォーマンス恐怖にもう苦しまない』大野裕 | 幻冬舎