心療内科や精神科に行けばよかったのだが、その勇気がなかった。
高校時代から、自分をアスペルガー症候群だと疑っていた。
結局今でもどうなのかわからないが、どちらかと言えば、自分は発達障害ではないと思っている。
ネットで発達障害について調べまくったり、過去の自分について振り返ったりして、ある時は自分はアスペルガー症候群だという考えになり、その後しばらくすると、いや、自分はアスペルガー症候群ではない、という考えになる、という繰り返しだった。
また、愛着障害は発達障害に間違われることがあるらしいので、愛着障害を疑ったりもしていた。
発達障害(かもしれない)自分を変えるためにやったこと
一時期はアニメばかり見ていて、実写のドラマや映画をほぼ見ていなかったが、実写の国内・海外ドラマを見るようになった。それ自体は役には立ったと思う。
読んだ本
発達障害の自分の育て方 / 岩本 友規【著】 - 紀伊國屋書店ウェブストア|オンライン書店|本、雑誌の通販、電子書籍ストア
〈大人の発達障害〉アスペルガー症候群・ADHDを解決するコツがわかる本 - 株式会社 主婦の友社 主婦の友社の本
『発達障害がある人のための みるみる会話力がつくノート』(柳下 記子,野波 ツナ):こころライブラリー|講談社BOOK倶楽部
ちょっとしたコツでうまくいく!発達障害の人のための就活ハック(窪 貴志 高橋 亜希子 山本 愛子)|翔泳社の本
気にしなくなったきっかけ
Youtubeで発達障害関連の動画を漁っていたときにこの動画を見て、そんなに悩むことでもないのかも、と思うようになった。
アスペルガー症候群という名の病気はなくなりましたけど…【精神科医・樺沢紫苑】 - YouTube
コミュニケーションの本を読んだり、家族との会話によってコミュニケーションへの苦手意識が減ったので、あまり悩まなくなった。
過去を振り返ると
自分は発達障害なのかどうか、ということにこだわりすぎた。
自分は発達障害なのだ、と思い込むことによる弊害が大きかった。自分の態度やコミュニケーションのあり方は、人に変だと思われているのだ、と思い込んでいたので、人を避けたり、心を閉ざしたりしていた。
また、自分の能力に限界を定めてしまった。自分は発達障害だから、人とまともにコミュニケーションをとることはできないのだ、という考えに陥っていた。
結局自分が発達障害なのかというと、わからないが、今のところ、自分は発達障害ではないという考えの方が優勢になっている。もし発達障害だったとしても軽度だろう。
自分が発達障害かどうかについてこだわるのではなく、自分について正しく理解し、人と比べて自分にはどういう特徴があるかを理解すればいいと思っている。